おまとめローンの返済をムリなく続ける3つのコツ!

どうすれば無理なくおまとめローンの返済を続けられるのか?
おまとめローンの審査に無事に通ったももの、これから長い返済をちゃんと続けて行くことができるのだろうか?
もしかしたらあなたはこんな不安を抱えているかもしれませんね。
無事におまとめローンを組むことができても、長い返済生活のなかでは色々と不安もあるかと思います。
そこで今回は、少しでも無理なく返済を続けていくための返済のコツを3つ紹介したいと思います。
ムリなく返済を続けるための3つのコツ!
おまとめローンを組めるということは、あなたにはそれなりの収入があるということ。
だからこそ、無駄遣いをせず正しいお金の使い方をマスターしていけば、早期完済も決して夢ではありません。
地道な一歩を積み重ねて行って、おまとめローンの完済を一緒に目指していきましょう!
おまとめローンを組んだら残りのカードは全て処分すること!
まず無理のない返済を続けていくための前準備として、おまとめが完了した後の、枠の空いたカードローンやクレジットカードは全て処分してしまいましょう。
クレジットカードやカードローンが手元に残っていると、またお金を無駄遣いしてしまう原因に繋がります。
恐らくおまとめローンをするまで追い込まれた背景に、キャッシュカード感覚でカードローンを使ってしまったことが問題だと思うので、今の時点で不要なカードローンは全て解約・破棄してしまいましょう。
最近はクレジットカードがないとネット通販などが使えないなどの不便さがありますが、これらもデビットカードがあれば十分対応できます。
まずは「お金を借りれない状態を強制的に作ること」が、早期完済への第一歩だと思ってください。
おまとめローンの返済をムリなく続けるためには?
次に冒頭で紹介した、おまとめローンの返済をムリなく続けていくためのコツを3つ紹介したいと思います。
今から紹介する内容は、過去に私自身が実践した方法で特に効果があったものをまとめました。
意外と簡単にできる方法なので、ぜひあなたも出来る部分から実践されてみて下さいね。
口座引落を設定する!
おまとめローンなどの長い返済生活の中で、精神的に一番負担が少ないのが「口座引落」を設定する方法です。
私もATMからカードを挿入して返済する方法を長い間利用していましたが、いざお金に困ってしまったとき、ついついカードローンからお金を借りてしまいたい衝動に駆られてしまいます。
それだったら、初めから返済方法を口座引落に設定しておいて、契約しているカードローンはハサミを入れるか、押し入れの中に押し込めておけばいいんです。
口座引落を設定しておけば、返済日のことも忘れられるので、仕事に集中することもできておすすめです。
1000円でいいから繰り上げ返済する!
これは少し上級編になりますが、おまとめ用のカードローンをあえて財布の中に入れておいて、毎月1000円づつ繰り上げ返済していく方法もおすすめです。
仮に200万円を年率12.0%で借りた場合、毎月1000円づつ繰り上げ返済をするのかしないかで比較すると、返済期間が7カ月短縮され総返済額も10万円ほど節約できます。
返済額 | 返済回数 | 完済年数 | 総返済額 |
---|---|---|---|
29,000円 | 117回 | 9年9か月 | 3,365,355円 |
30,000円 | 110回 | 9年2か月 | 3,275,470円 |
31,000円 | 104回 | 8年8か月 | 3,194,832円 |
32,000円 | 97回 | 8年1か月 | 3,124,348円 |
33,000円 | 93回 | 7年9か月 | 3,062,087円 |
実際には上の表と違う返済結果になることもあります。
今表にした、簡易な返済シミュレーションをみるだけでも、月3000円だけ多めに返済すれば、約1年も返済期間が短縮され総支払い額が15万円も節約できていることが分かります。
こんな風に、毎月の飲み会を1回だけ我慢すれば、返済期間が少しづつ縮まってくるので、毎日の生活で節約できる所は節約を意識されてみて下さい。
どうしてもダメなときは相談する!
また長い返済生活を続けていくと、どうしても契約した月々の返済額に満たない時もあるかと思います。
そんな時は迷わず、借りているカードローンに電話をして返済の相談を持ちかけていきましょう。
カードローン側として一番困るのは「あなたと連絡が付かないこと」なんです。
だからこそ、事前に返済に困っていることの相談を持ちかければ、カードローン側から色々な提案やアドバイスを受けることができます。
また、よくある一時的な対処方法としては「当月分の返済だけ金利分の返済で済ませる」方法です。
この方法だと、毎月の最低返済金額よりもかなり安い返済だけで済むので、冠婚葬祭などで本当に返済が苦しいときなどに活用して行きましょう。
どうしてボーナス返済を頼りにしてはダメなのか?
私が過去に実践してきた返済方法の中で、一番頼りたくないのと思ったのが「ボーナス返済」を頼りにする方法です。
最近は住宅ローンなどでもボーナス返済を、返済予定のなかに組み込む方がいますが、あれは危険だと私は思います。
と言うのも、これだけ雇用が不安定な時代に、いつまでもボーナス払いが確約されている保証がどこにもないからです。
公務員の方は別かもしれませんが、今は大手企業ですら倒産・買収の危機に常にさらされていることを考えれば、ボーナス払いを初めから返済生活の中であてにするのは危険だと言えます。
また年に2回入ってくるボーナスは、本当に困ったときのための一時貯蓄として貯めておくことで、カードローンからの余計な借入を増やさない予防策にも繋がります。
ぜひボーナスは本当に困った時ようのために、貯金をするクセを身に着けて下さいね。
毎月の返済が楽しくなる仕組みを作ることも大切!
今回はおまとめローンの契約を結んだ方を対象に「返済をムリなく続けるためのコツ」について、私が過去に実践してきた方法のなかで上手く行ったパターンを紹介しました。
おまとめローンの返済を実際に始めてみると、なかなか元本が減らず気持ちが萎えてしまうことが多いです。
でも、そんな時こそ毎月の返済が楽しくなる仕組みを作ることも大切です。
私も長い返済生活の中で、最初は元本がなかなか減らずに気持ちばかりが焦りましたが、口座引落に切り替えることで借金の事を意識的に忘れることができ、精神的負担がかなり減りました。
また、元本が半分くらいになってからは、どんどん借金が減って行くのが楽しくなってきて、そこから積極的に繰り上げ返済を行うようにもなりました。
最後は返済をするための節約が、楽しくできるようになり始めたころにローンの完済が終わりました。
おまとめローンの完済をやり遂げたあとは、本当に達成感を味わえましたし、信用情報をキズ付けることなく完済できたのは本当に良かったです。
完済が終わったあとに、すぐ住宅ローンを組む事になりましたが、無事に審査にも通り、債務整理を選択しなくて本当に良かったと思っています。
あなたも長い返済生活が始まるかと思いますが、完済できたあとの達成感は言葉では言い表せない達成感があります。ぜひ頑張って下さいね!